はやいもので2024年も終えようとしています。今年も絵本を読んできました。
年明けには卒業を控えた6年生への読み聞かせが待っています。
今年は初めて現メンバーで昼休みの学校図書室へお邪魔し、学年や10分の枠をこえた読み聞かせを行うことができました。新鮮でしたが途中退席もあり、ガヤガヤ感はいなめない中での読み聞かせした。雑多なかんじが良きかな~?
そこで読んだ本をまとめておきます。
落語を読んでみたくて、手にした絵本はこちら『落語絵本 四 じゅげむ』
でたー安定の川端作品ー!『落語絵本 二 まんじゅうこわい』と悩みましたが、生徒のみなさんにも声をだしてもらおうと思い、こちらにしました。
【感想】
私、お恥ずかしながらじゅげむの由来を知りませんでした!初めて最後まで読み切ったかもしれません。覚えようと意気込みましたが、緊張してめっちゃ字を見ながら読みました。「読めるか分からない!」「つまずいたら手伝って!」と前置きしましたが、低学年の生徒のほうが覚えているのか、すらすら~。
じゅげむって、どんなだったっけ?
「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ
くねるところに すむところ
やぶらこうじのぶらこうじ
ぱいぽぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい
ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなーの
ちょうきゅうめいのちょうすけ」
名前なんですよね~。ピカソかよ~。NHK番組のにほんごであそぼみたいでした。
作者談には、落語には女性がでてこないので、この作品には登場させたこと、くどくなるのでじゅげむのフルネームを言わせるのは3回としたことなど配慮がなされていました。
ガヤガヤしたところで読むには、良かったのかもしれません。こちらも10分overでした。
こちらも好評『まさかさかさま』
本を上下にすると、違うものに見えてしまう絵本です。シリーズ化されているようでしたが、近くの図書館ではこの絵本しか見当たらず!学校図書室にもないもよう。
【感想】
絵の説明文が添えており、絵をさかさまにするとあら不思議、全く違う絵に大変身!
というのも昨年1年生への読み聞かせを行った際に、この本で挑んだのですが、とても食いつきがよく10分をこえてしまったので、10分をこえてもいいような場所で読んでみたいと思っていました。
まず表紙から読ませます。二回ほど絵の説明文を読んでから、ゆっく~り逆さまにして、もう一度その絵の説明文を読んでみると、「うわ~!!見えた!」「すごいすごい!」「もう一度、逆さまにして!」ドッカンと返ってきました。文章をしっかり聞かせる絵本も好きですが、こうした絵を魅せる本も大好きです。多面的なモノの捉え方をこの絵本を通じて学んでほしいな~と思いました。
フリースタイルな読み聞かせから二冊、挙げました。
次回もよろしくお願いします。