こんにちは。のんきーもんきーです。
引き続き絵本の紹介です。コワい本がいい!というリクエストを受けたので、妖怪やお化けの絵本を三冊選んでみました。
※どれも全く怖くありません
一冊目『ふでこぞう (せなけいこ・おばけえほん)』
せなけいこ作品にはお世話になっています。絵がかわいいですよね。ちょうどひらがな練習が本格的になってきた1年生の夏ごろに向けて選びました。2024年10月にお亡くなりになりました。作品は行き続きています!
【感想】
このふでこぞう、超ファンキー☆で夜中に抜け出して落書きしにいっちゃうんですよ。悲しい顔をしている幽霊まで笑わせてあげて、見習いたいくらい!筆箱に忍ばせている鉛筆が夜に動き出すかもね~なんて話を交えながら読んでも4分もなかったように思います。日用品にも魂が宿っている絵本は八百万の神々ならではの感覚ではないでしょうか。
二冊目『うえきばちです』
川端誠作品、怖くないんですよ。コミカルでお化けもとても愛らしい。
迷ったらこの方の作品を手に取ります。
【感想】
怖くないです!!むしろ大人も子どもも大爆笑!!!読んでいる私もえぇ~~そうなる?!展開でした。目がでて、はなが咲いて!ってそうか!と納得しながら進みました。
落語絵本も書いている方なので、言葉遊びが上手ですよ~。絵も大きくてインパクトがあるので見えない~みたいな不満にはなりにくい絵本だと思います。4分くらいで読めてしまいますが、もう一度読んで!の嵐でした。初めておかわりをいただいた絵本でした!!
三冊目『コンビニエンス・ドロンパ (絵本・こどものひろば)』
絵・つちだのぶこ『でこちゃん (春のおはなし【4歳 5歳からの絵本】) (わたしのえほん)』の方です。この絵本も怖くないですよ。色んなお化けがでてくるので、楽しそうに聞いてくれました。
【感想】
お化けの世界にもコンビニがあるようで、そもそも店番はのっぺらぼうで大丈夫なのか?と突っ込んでしまいました。もちろん、このコンビニには人間界には売っていない多様で魅力的な商品が揃っています。「えー、なにそれ~」「まずそう!」「あるわけないじゃん!」ちらほら反応がくる絵本です。終盤はいたずらを図ったいたちが雪女から氷にされてしまい、氷から溶けていくページは絵だけで進みます。ストーリーもあり、絵も細部まで見ごたえのある絵本です。時間は6分、ゆっくり読んで8分とればいいかもしれません。
ありがとうございました。次回も絵本紹介が続きます。