【感想】古事記と日本書紀
あまりに暑いので、家で読書のんきーもんきーです。
出雲国に住んでいながら、なかなか手が出なかった国造り神話をゆるーくお勉強しました。
スサノオ、オオクニヌシあたりはマンガで主役をはれるんだろうけど、サブのキャラも濃すぎて途中でごちゃごちゃになって断念してきたのがこれまで経緯。
今回、たまたま手に取ったDiscoverJapan 古事記と日本書紀は、
有名なシーンはマンガでストーリーを解説してくれ、個性溢れる神々は愛くるしいタッチで特徴を捉えていました。
そもそもの古事記と日本書紀は何が違うねんってところも解説しています。
国造りでキーとなる出雲大社・伊勢神宮・宮崎県高千穂の写真もまた綺麗なこと。特に高千穂へ足を運びたくなりました。
改めて、出雲国のどの神社にどの神様がいるのか整理がつきました。
などなど。
あと、浦島太郎も古事記にでてくる海幸山幸を元にしてるとかしてないとか。そういえば九州に「海幸山幸」っていう観光列車が走っているのも宮崎で、神話に基づいているのかと今さら。
更には、7月から運行を開始している山陰を横断する観光列車「天地(あめつち)」も、神話の出だしだったりして、脳みそが反応する神系ワードが増えました。
天照大神は、雲の上を支配するヒス気味神様だったことや、スサノオが天界ではめちゃくちゃ(う○こ投げるとか)してたこと、読み応えありました。
こんな強烈で個性的な神がよくもまぁ無法地帯で折り合いついてきたんだなぁっと。
家系図もいるので、神話に興味ある方はぜひ。読みやすい一冊でした。